■月 ●日 No6225
疑似体験とか、何かに閉じ込める系妖怪って普通に考えればかなり恐怖なのですが
こういうものだとわかっているとほぼアトラクションだと思います。
では疑似体験系妖怪がアトラクション会場で活躍できるかというとちょっと
厳しいよねって話。
いや疑似体験系妖怪ってうちの会社でも雇用しているんです。
だってこの人、滅茶苦茶有能ですよ。いわゆるロールプレイングという訓練で
シチュエーションを作ってくれるのはとてもありがたい。
ところが、実際に疑似体験とか実際に建造物に見せかけた妖怪っていうのは
想像以上にコストが高いってこともわかってきたのです。
実は疑似体験系の一番きつい問題は参加者が多ければ多いほどほころびが出るって
問題です。というのも疑似体験はあくまで肉体的体験ではなく脳みそに作用して
仮想現実を見せるって代物です。そうでない方式もあるけど今度は資材が
とてもたくさん必要になります。
では私財を与えるとしたらそりゃあーた、普通に訓練施設作ったほうが
コスト面でも安全性も段違いです。
んで不特定多数の人に疑似体験を行う時は書割とかセットを駆使するってのが
よくある手段になるのです。人数少なくすれば問題は少ないそうですけどね。