□月 ●日  No2102 排便幻想 OTOHIME


紅魔館に滞在する際に気をつけることを紹介。
この紅魔館 まずトイレが少ない。もともとメイド長のために増設された代物だ。
その割りには結構な台数を設置しなければならなかった。
それはそれとして。


このトイレ見てなにか違和感を感じないだろうか。
一応この便器洋式なのだが。
便座がない。 座るところがないのだ。
そもそもトイレがあるだけマシという話だが、最初は誤発注だと思っていたが
実際には、ヴァンパイアの主人が外させていたらしい。
そもそも他人が座ったところに座るのが非常識というのだ。


どうしろというのか。
エア便座で中座でやれというのか。
それともまたがってトイレをしろというのだろうか。
ビデ用のトイレもあるから実際そういうやり方を考えて居そうな気もする。


結論を言おう、奴らは空を飛んで中空状態で用を足していた。
そもそも座る必要なんてなかったのだ。そうなると、入り口が狭くなる便座なんて
邪魔で仕方ない。撤去するのが普通である。
たしかに掃除の邪魔にしかならないのかもしれない。
そして汚れた便座になんか座りたくないというわけである。 なるほど
これでは仕方ないのか。


その辺の話をしたらメイド長が無言で、客人用の便座を用意してくれた。
固定していないので色々危ないのだが、まあ借りられただけマシである。
問題はそのままで返すと色々怖いということである。
使用したらきちんと汚物流しで掃除する羽目になるわけだ。


そんなわけで、紅魔館に行く前には一度トイレに行っておこう。
約束だよ。