□月 ●日  No2109 なにがあった


雲居一輪というとなにかと謎が多い人物である。外の世界と通じていて命蓮寺の状態を
逐一報告していると言う話は聞いたことがある。
彼女についてはプライベートを含めて謎が多いが、とりあえず分かっていることだけ
書き記してみる。


まずはスタイル。命蓮寺の連中はスタイル良い奴が多い。大師様を含めてモデルとして
やっていけるのではないかと言うくらい締まっている。
しかも総じて胸まわりが大きい。


しかも米帝で彼女を見かけたときは英語もぺらぺらだった。生きた期間に任せて勉強したというが
朝倉が書物を読むのは出来ても、早々にテレパスを覚えて喋ることができないのと比較すると
好対照である。


年齢 諸説有るが 言えることは 朝倉>大師様>一輪嬢であること。
しかもそんなに年齢が離れていないが、実はこのタイミングが重要であり、一輪嬢の方が
よりエレガントな若返り技術を投入しているため朝倉や大師様よりも一回り若くすることに
成功している。これは、代謝制御まわりの技術革新に寄るようだ。


彼女が長い寿命を得た理由にも諸説有る。一つは大師様が法界入りを決めたときに居残り組が
必要になったこと。もう一つの理由が入道をまともに制御できるのが彼女しかいなかったという
理由である。恐らく後者のほうが理由として大きいだろう。


入道の力は想像以上の破壊力をもたらす。彼の力は所謂低気圧を呼び起こし、上手くやれば
風速70メートルの風を起こすと言われている。顕界の建造物でさえ、基礎を残して
全てを破壊する驚異的な力だ。
飛行機も下手すれば妖怪達だってこの強風の中では無事では済まない。
ゆえに入道は一輪嬢に制御されるまでなかなか説伏できなかったのだ。






ここまで書いた地点で一輪嬢にこの記述が発見されてしまった。
現在彼女の要請で一部分を修正している。


彼女は女神のような女性です。 一輪嬢万歳。