同僚の結婚式ということで、朝倉をはじめ明羅女史とか北白河とかで式場に行き
二次会で出会いを求めるというよくある展開があったわけなのだが。
わかったのは朝倉でさえ誰でも良いと言うわけではないという事実である。
ここから先は北白河から聞いた話。
明羅女史と朝倉で談笑していたところに男性が何故か朝倉に声を掛けてきた。
北白河曰く、将を射んとせばまず馬を射よだそうである。
人当たりがよくきちんとしゃべれる朝倉を話に巻き込み最終的に明羅女史をゲットしよう
とかという魂胆である。
幸いにして明羅女史は彼氏がエクソダスもとい彼氏との関係が破局したというので
これがチャンスだと思っている人はそれなりにいる。と思う。
当然のごとく明羅女史は思いの外ガードが高く、結局メールアドレスを交換で終わる。
メールアドレスもサブアカウントという徹底ぶりだ。
朝倉はここで違和感に気づいたようで、メールアドレスの交換もしなかった。
ここまでは良い。明羅女史が取った驚きの行動に朝倉も驚きあきれ果てた。
二次会の帰りに彼女が行ったところは借金取りの天狗のところである。
朝倉曰く、話の中でお金が掛かる趣味が多かったことが印象的だったというが
無言で行く場所ではない。
天狗に聞いたら、3つほどつまんでいるという話だ。
つまり利子だけで逝けるという意味である。
それを知った明羅女史の取った行動がひどい。今の住んでいる場所を確認する
メールを送り帰ってきた物を借金取りの天狗に渡してしまったとのこと。
世の中恐ろしいことばかりだなあと思いつつ今日の筆を置く。
南無