▼月 ◎日  No241 よい子は真似をしてはいけません

 

女の争いは醜い。 
同僚の結婚式の日、目を血走らせながらブーケの奪い合いをしている
里香女史と朝倉のふたりを見てそう思った。
ボスがぱんぱんと手を叩くと、暴徒鎮圧弾を携えた冴月が現れる。
後は事の成り行きを見守るだけだった。


新婦の家族の一人がショックで倒れた。