◎月 ★日  No220 妖怪だらけの神社に妖怪退治を依頼する矛盾について


紅魔館で食材や酒類の大量注文。 どうやらパーティを開くらしい。
幸い、結界を突破しなくても現地倉庫内の在庫で賄えそうなので一安心する。
現地倉庫の在庫が足りないと、結界突破列車を走らせないといけなくなるため
アホみたいに時間がかかってしまうのだ。
まず商社から物品を集めるのに一週間、結界突破承認を得るのには最近は1日から2日かかる。
最近は、結界再生成で中間管理職狐も大忙しだ。


納品途中でメイドになりきっている妖精たちを発見。
主人かメイド長に通報しようかと思ったら、メイド長の目の配らせ方から察するに
存在は気が付いているようだ。 流石である。
朝倉に報告したら、例の二人にリークせよとお達しがきた。
あとは当社職員が、博麗神社に妖怪退治のお願いをするだけである。


このように妖怪退治の依頼もいくつかについてはうちの会社のコントロールを受けている。
博麗の巫女が勘を頼りに動き出す場合もあるが、厄介ごとの中には彼女の手に余るものがあり
この場合は周囲を巻き込んでより博麗の巫女に対するリスクを減らすように動く。
さて、今日一般市民のふりして明羅女史が妖怪退治の依頼をしたらしいが
見事に顔を忘れられていたようで、かなりへこんでいたのを目撃した。
なんだかなあ。