幻想郷ではたまに大規模な実験をすることがあります。
例えば新しい兵器とか、怪しげなシロモノとかを我々が使えたら素晴らしいですよね。
しかし、それを人体実験で使用するのは些か困難です。
そこで、そこでですよっ
そいつを盗ませたということにすればどうでしょう。
データ取り放題、しかも使えなかったり逆流しても盗んだ奴が悪いってことになります。
そんなわけで、これすなわちベータテスター制度といいます。
いや、色々問題も多いのですがコストは安いんですよね。
使う側もアホじゃないですから試し使用はしますしね。
大規模なトラブルにはなりにくいという統計結果も出ております。
ここでポイントになるのが
ダメだった場合です。本人は相性が悪いと勝手に納得してくれるって点です。
だいたいが重大なバグがあるためなんですけどね。
盗んだ奴は本人のためのチューニングがされていないので
チューニング不足と、バグが混然一体となって認識されるのです。
まあこっちも経理処理が必要ですし
どっちもどっちってことで。