顕界と幻想郷の間を移動する際一番気を付けているのは病気を持ち込まないかということです。
幻想郷に変なウイルスが到達すると免疫が得られる前に全滅ということも起こりかねません。
とはいっても全く病気を持ってきてはいけないというわけではないらしいです。
ヤマメ女史に言わせれば、顕界から人を浚う理由の一つに病気の輸入があると言います。
インフルエンザとか場合によってはノロウイルスもそうだといいます。
当然このようなことをすれば幻想郷住民何人か死者が出ます。
死者が出るやり方はけしからんと思う人がいらっしゃいますが、多少のことは許容しないと
幻想郷は容易に崩壊します。必要悪という考え方です。
もちろん、ある程度治療方法は確立させますし、薬屋が用意する薬を顕界にコンバートする場合もあります。
とはいえ八雲商事社員は結構病気を持ち込むかどうかについてはかなり厳しいです。
３か月に一回は定期検診を受けないとダメですし、予防接種の類はたくさん受けることになります。
検便とかも結構なれるようになりますが、最近はトイレメーカーとタイアップしまして、
専用のトイレを使わせてもらっているらしいです。技術の進歩はすごい。
ちなみに八雲商事社員は便秘になりやすいと言うのが統計結果として出ています。
これは幻想郷で大をやりたがらない社員が多いことに起因します。
温水洗浄便座もないので、仕方ない部分です。
現地法人に行けば一応あるのですが、特に女子社員を中心に我慢したくなるらしい。
致し方ないかもしれない。下手すれば紙すらないのがあっちですので。
正直なところノロウイルスにかかっても薬屋にかかれば２日程度で現場復帰させられるわけですが。
