□月 ●日  No2566 幻想土木


幻想郷の地盤がどうなっているかという疑問は数多くあるだろうが、
うちの会社でボーリング調査をした結果報告ならいくつかあるので紹介してみたいと思う。
ハッキリ言って、幻想郷の地盤はちょっと掘るとあっという間に岩盤にたどり着く。
なので、地盤と言う点で言えばかなり強固と言えるだろう。
地底世界が成り立つのもこうした強固な地盤があるからと言ってよい。


しかし耕地付近になると、もうちょっと事態は異なる。
深さ15メートルくらいまでは柔らかい土になっており、これが幻想郷内部の
耕地を支えている。長い時間を掛けて構築された土だが、本来は粘土層であり
新規で耕地を立ち上げるのはとても大変である。
現状では外部からの肥料頼りというのが実情であろう。


博麗神社付近は岩盤地層が広がっているが、ここはきちんと杭を打っているわけではないので
揺れにはそこまで強いわけではない。
杭を打つには大型重機の力が必要になる事もあり、鬼の力でどうこうというのも
やや難しい。地下に何があるかわからないからそれはそれでよいかもしれない。


何が言いたいかって地底に発電所を作った自称現人神たちは
本当にすごいってことだ。むしろアホというしかない。
もともと土木関係を得意とするようなカミであることは知られていたが
地盤の状態を見ると本当にやっていることは驚きの連続である。


そのエネルギーをもっと違うところに生かしてほしいと言うのが
切実な願いだ。