□月 ●日  No3925 人権とは


 かつて妖怪とのハーフは忌子だった。
 特別な人間として迫害の対象になっていた。
 故に人間は妖怪に対する純潔を求められた。


 ここまでが前提
 この傾向を破壊したのが東欧諸国である。
 彼らは無神論の名の下で妖怪と混血しまくった。
 そのほうが寒さ耐性もつくし、体力は向上するしで良いことづくめだったからだ。
 そして一部優性論者がそこに参戦してしまった。

 
 まあこんな調子ですので、スポーツとかこと特殊部隊のみなさんとかは
 まったく自覚のない妖怪のハーフが結構いまして
 大活躍しているって話です。
 ここまで血が薄まりますと、もはや寿命すら
 そこまで影響がありませんというか、
 寿命が現代科学で増えているのであんまり意味がありません。

 
 あっこいつ妖怪の血を引いているのか
 に次ぎに来るのは
 スポーツ特待とか自衛軍の切符です。


 さすがの妖怪たちもこれには苦笑い。