ここ最近はどんな人もコンプライアンス違反という名前で
逮捕されるわけですが、当然幻想世界でもその点は同じであります。
まあ問題はなにがコンプライアンス違反なのかわからないところとか
法律の不遡及原理を無視した運用だったりなんですけどね。
さて、当然そうなると頭を挿げ替えるだけでよいかというと
そうでもないのが幻想郷。人頼りは顕界をはるかに超える。
ゆえに腐敗対策をきちんとしないといけないのだが
博麗の巫女でさえあの有様なので、あまり期待してはいけない。
ではほかの人が博麗の巫女になり替わればどうかってことなんだが
それがなかなかうまくいかない。
たとえば浅間についてははっきり言って年齢が行き過ぎている。
これは本人も認めていることだが、複数年代の巫女を用意しないと
まずいのである。
ゆえにスペアが常時必要であり、何人かの候補がここに住んでいると
される。常時訓練が必要になったのはここ最近のレベル向上が大きい。
つまり今挿げ替えるのはほぼ自殺行為に近い。
博麗の巫女になり替わるとすれば量産型のヴィヴィットしりーずがあるが
あれだって量産といっても実稼働は数基である。コストがかかりすぎる。
実際に量産といっても全部を運用するのではなく部品をストックするしかない。
生体部品なので劣化もあり、これもお世辞にもという感じである。
まあそんなわけで危険度の割には後継者が育たないこの状況は
割とシャレになってないので、なんとかしたいところである。