□月 ●日  No1113 リサイクル社会と巫女の腋


博麗神社の博麗霊夢 守矢神社の東風谷早苗 外の世界の博麗神社の櫻崎比良乃
三人に共通しているもの。 それは腋が露出していることである。
櫻崎は、正装では露出していないが、戦闘スタイルでは露出している点注意されたい。


うちの同僚から何故三人が同じように腋を露出しているのか尋ねられた。
朝倉に聞くと、里香女史に聞いた方がいいと言われたのでその通りにする。
里香女史のところにいくと蜘蛛妖怪ことヤマメ女史がお茶をすすっていた。


三人が腋を露出している理由。
これは幻想郷のシステムを紐解くと判ってくるという。
幻想郷は徹底した循環型社会である。 つまり徹底してリサイクルがなされているということ。
巫女の衣服も魔法で生成しない限りはビンテージものである。


ところがこのビンテージものが大問題なのだという。
実はこうした古着の類はしばしば細菌類が繁殖する。
有名どころでは隙間妖怪の靴下なんかいい例である。
臭いが酷いと言うがこれはある意味仕方ないのである。


特に洗濯していない衣服を着ると、色々な病気を貰うケースがある。
その一つがワキガというわけだ。 決して冗談で言っているわけではない。
もちろんワキガで済めばまだいいのだが、色々な感染症から身を守るためにも
風通しを良くしておきたいという生活の知恵というものだ。


香霖堂から古着を買うときは嗅覚を総動員しないといけないだろう。
もし腋から臭いがしみ出すようなら絶対買わない方がいい。
蜘蛛妖怪によってきちんと殺菌が行われていない限りはとてもじゃないが
着れたものではない。


魔法使いはそういう意味ではいつも綺麗な服を着ている。
ノーレッジ女史や霧雨のご息女当たりはその好例である。
魔法で都度生成しているのである。


こういう話を聞くと何でもかんでもリサイクルも考え物だと思うだろう。
理想通りに物事が運んでもそれはそれで色々問題点もあるものである。