□月 ●日  No1654 よーくかんがえよう バッテリーはだいじだよ−


私が幻想郷で仕事をするにあたって、絶対注意しないといけないことがある。
それは疑似スペカや注文用に使っている携帯端末のバッテリーを切らせないことである。
こいつが切れると、GPSがダウンし、連絡関係も制限だらけとなる。


そこで幻想郷ではいくつかのモバイルバッテリー関連技術がある。
ひとつは発電スペルカードである。 もともと龍宮の使いが使っていた電力発生カードを
インバーター回路弾幕に通して、それを荷電粒子として保管。
それを利用するのである。
急速充電できるのが売りだが、カードは使い捨てでありここぞと言うときにしか利用できない。


太陽光発電式モバイル充電器も是非利用したい一品だが、LED型懐中電灯も併用して
利用したいので難しいところだ。
明かりは妖怪と対峙するために必要なものであるのでこれまた切らしたくない。
充電方法は太陽光発電パネルだけではなく手回しでの発電もできるので
汎用性が高く便利だ。


幻想郷ではインフラがいつもあるとは限らないのでちょっとしたサバイバル活動に必要な
色々なものを常に持ち歩くことは必要である。
私は顕界でも同じような物を持っていくようにもしている。
いざとなったら便利だからだ。
もちろんこんなアイテム類が役に立ったら碌な事がないことだけは言っておく。


それにしても、今の人間というのはモバイルコンピューターに頼りきりなんだなあと思うと
色々考えるところはあるなと思う次第である。