□月 ●日  No1774 竜宮の使いに頼んだら壊れたでござるの巻


幻想郷で一番厄介なのはやっぱり電池切れである。電池が切れると本当に何も出来なくなる。
もちろん追加バッテリーは複数個持って行くのだが、たくさん端末を利用したり
たまに電波障害なので電池を無駄に消耗する場合もある。
その場合どうするかを紹介しておこう。


まずは太陽電池を使う。太陽電池追加バッテリーは、最小限のバッテリーを確保するのに
役立つ。これをまず取り出して携行する。これだけで通話時間を稼ぐことができる。
里中でそうなった場合は河童の天気予報箱へ向かう。ここには外部電源があって
うちの会社の携帯端末のケーブルも隠されている。
こいつを挿すのは端末ではなくサブバッテリーだ。
あくまで、端末は片時も手を離してはならない。


さてそれでも厳しい場合は別の手段も用意されている。
妖怪たちと空をとんだ場合は河童が作ったプロペラタイプの発電機が有効だ。
こいつを使うと結構そこそこ発電できる。
河童たちは自分のもつメカの動力に同じものを採用しているので
技術的にはとても枯れている。


河童たちが多い水場なら水の流れで発電するプロペラもお勧めだ。
こちらは照明程度になる代物だがないよりはマシだ。
こちらも河童のメカを動かすのに有効である。


しかし一番間違いないのは自称現人神のところでコンセントを借りるとか
薬屋のところとか魔界のパンデモニウムでコンセントを借りることだろう。
こちらは絶対確実である。


えっ、妖怪の力で充電できないかって? こいつらは整流化できないので
バッテリーが確実に爆発するのである。
あそこでいう電気は大体雷を指すので当然なのだが、色々と難儀なのである。