□月 ●日  No2401 この話の中でひとつおかしなところがあります。


永遠の27歳朝倉理香子が若返った。この違和感は半端ない。
隙間妖怪が若作りをするくらい破壊力がある。あそこまでいくと別人だと自分に言い聞かせる
必要が出てくる。幼女化すれば可愛いと思うかもしれないが、化粧のセンスとか外見的センスは
前年ながら元のままなのだ。これがどれくらいの違和感か解ってもらえると嬉しい。


もっとも年齢的に鴉天狗たちの年齢になったというのが正しい。幼女にならないところが
ポイントだ。大師様もそうなのだが一定以上の年齢に達した状態で若返りの魔術を使う場合
どこで年齢を止めるかが問題となる。
通常は20代後半で固定する場合が多いがこれはそれ以上前に戻すと代謝機構に問題が
生じることが確認されているからである。


この辺は妖怪と違い、色々な問題が出ていたわけだがその問題解決の糸口となったのが
先に復活した三馬鹿たちであった。彼女たちの復活により妖怪が用いる自由自在な
外見の変化に関する仕組みと既存の脳との整合性の維持が判明してきたという話らしい。


さて、この外見変動を見て後ずさりをしたのは閻魔様こと姫ちゃんでありまして
なんだかなあと思う次第であります。驚いているというより軽く引いているのが
丸分かりでありましてとてもコメントに窮します。


何故か明羅女史だけが朝倉の魔術に興味を示していましたが、その後閻魔さまが
マシンガントークで明羅女史に説教を始めたのはびっくりしました。
いや初めて見ました。明羅女史が叱られている場面は。


さて、朝倉ですが、その後多くの社員から引かれたため数時間後には元に戻り
何事もなかったかのように仕事に戻ったわけであります。
悪いことを言わないから普段のままでいいんですよ。