□月 ●日  No2426 異変と八雲商事


異変が発生すると八雲商事では頭が痛い問題が複数発生します。
特に問題となるのが予算であり、異変解決にかかる費用の負担をどうするのかというのが
問題となります。
異変は確かに人間が解決しますが、実はもっとも重要なことはアフターケアだったり
金銭的被害額の算定だったりします。


紅魔館はその点楽でした。
窓ガラスは破損しないように色々処理がなされていましたし、多少の破損は
全額紅魔館が負担してくれたのです。この辺のキャパシティの高さは八雲商事として
驚きとその後の紅魔館との流れを確定させるものでありました。


一応、この手の異変というのはあちこちに負担がかかります。
場合によっては異変を起こした当人にもケアをしないとなりません。
その理由は、そうした妖怪が再び余計な問題を起こさないためでありますが、
ある程度能力がある妖怪だと相手を止めるのが難しいのです。


そこで兵糧攻めという手段が存在します。
妖怪と言っても霞を食べて生きているわけではないので
なにかしらランニングコストがあります、そのランニングコストにもぐりこむことで
我々の存在感をアピールしたいと言うのがその理由です。


問題は社会不安が発生した場合なのですが、これはこれそれはそれ。