□月 ●日  No2452 疾病対策をかんがえる

幻想郷で結構な問題となるのが野犬の処理でありまして
妖怪たちが野犬たちをけん制しているというのが実情であります。
野犬がなぜだめかというと伝染病を媒介するからなのです。特に狂犬病の類は
幻想郷ではまだ結構な問題になっていまして、そういう個体は殺処分するしかないという
展開なのですね。街中に野犬があまり出てくるわけではないのですが
やはり問題なんです。


幻想郷ではまだまだこの手の伝染病があるのですが
さすがに八雲商事の社員に対しては多少なりとも予防接種を行うようにしています。
博麗の巫女にも本当は行いたいところなのですが、ポイントとしては
すでに接種が終わっている人間を送り込むと言う感じだと思ってもらえれば
良いと思います。


幻想郷の疾病対策では黒谷ヤマメ女史など多くの医療チームが軒を連ねていますが
最近だと抗生物質が登場しだしており、ぼちぼち効果が出ているって感じです。
今のところそれを抗生物質として配っていないというので、たぶん
これが効くというレベルでしか認識されていないものと思われます。


ちなみにですね、幻想郷勤務者の健康診断はいささか厳重です。
もしも幻想郷内部で突然変異した新規のウイルスが外の世界に
出てしまうとシャレにならないからです。
最近だと、永住状態になる困った人もいるというので、
その辺 現行法とどう折り合いをつけるか考えたいところです。