妖怪って超感覚とか、視覚聴覚などが拡張されているって思われているのですが
割と実態はそこまで大きくは拡張されてないって話。
確かに妖怪たちは人間の姿になっても今までの感覚器官を残す者がそれなりにいるのは事実です。
それは昔の記憶を薄れさせないためという事情があります。
しかしながら人間の姿になった場合人間のインフラを利用した瞬間拡張感覚は
多くの場合邪魔になるようです。
例えば広い周波数の音が拾えるとしてかつての苦手な周波数がそのまま引き継がれると
それだけで常時ちょっとした騒音公害に苛まれます。
なので能力拡張はある程度コントロールしないとダメだと言う話になるのです。
感覚が向上するとそれに付け込まれるケースもあります。
照明弾やグレネードなどにたいして極端に弱くなるのです。
意外と思いますが、この辺の方法を上手く利用するのはルーミアです。
彼女の名前は光を意味しますが、実は暗がりに慣れた状態で彼女の弾幕を
直視すると資格がやられるケースがあります。
その前にどつかれると脆いです。
能力拡張はある程度スイッチングで動作すると言うのが最適のようです。
天狗たちは一度集中のスイッチを入れてから術を使います。
カメラ撮影で妙に時間が掛かるのはその為です。
感覚器官を破壊されないためのテクニックというわけです。
事実集中モードに変わった時に彼女は一時的に無防備になります。
このように妖怪だからと言って下手に感覚器官を増強すると
自滅への第一歩となるというわけです。
以上大師様からのネタでありました。