□月 ●日  No2542 わかるやつにはわかる


うちの会社のオフィスについて語ってみる。
基本パソコンが机の上に載っていない。理由は単純で割と標準の作業関連は
社員に配布されている端末でほとんど事足りるからである。
最近は端末も多機能化しており、内部容量も相当あるし、足りなければ
クラウドでデータを保存してしまえばよい。


スペルカードに関するデータもクラウド化できないかと思う時があるが
ダウンロードに数分かかるのでとてもではないが使えないのが実情だ。


書類のいくつかは未だに手書きである。
これは幻想郷そのものがどうしてもインフラ面で遅れていること。
幻想郷からの発注が必ずしも電子発注ではないことに起因する。
というより概ね手書き書類だ。


中には一度コンピュータで打ち込んでそれを印刷したものをファックス
してくるところもある。直接送れよと思うが手書きで注釈が色々入っているから
それはそれで正しいのかもしれない。


机の上はさすがにペーパーレスとは言えない。
最終的な仕入れ伝票の類などは未だに手書きがまかり通っているからだ。
無形の商品たとえば何かの手間賃などは手書きでないと対応しきれないからだが
中には象形文字のような酷い字を見かけるときがある。


さて、一番困るのが複写なのにわざわざ筆で書く奴が続出していること。
なので伝票販売の時に一緒にペンを送るのが習わしになっているのだ。
笑い事ではないが実際こんなものなのである。