□月 ●日  No2557 パンデミック前夜


暑さ寒さも彼岸までといいますが、この時期というのは幻想郷内部でも保存食を作り始める
タイミングになります。保存食となりますと途端に増えるのが塩の需要ということで
この時期、塩のニーズはピークとなります。何しろお盆でやってくる死者への対応でも
塩は必要ですし、食べ物を保存するのも塩漬けが基本になるのです。


幻想郷内も早くも冬の支度が始まろうとしています。
秋姉妹はフル稼働だと思いきや、彼女たちが動くのって夏の終わりあたりから今のあたりが
メインであり、それ以降は割と惰性で動いているっぽいです。
この時期、天候が悪くなる時でもあり、収穫量が減らないようにするためには
ここで大方の力を使ってしまうと言うのが実情のようです。


秋ということで体を壊す人がやたら多いです。
北白河が風邪をひいて寝込んでしまったとのこと。
このパターンだと毎度 治ったころに岡崎が倒れるので岡崎にエナジードリンク強制投与を
敢行、意地でも風邪にならないように動く。


しかし、この時期というのは前日にもあった通り在庫が大量投入される時期でもあるわけで
北白河、顔を真っ白にしながら無理やり出社したのでありました。
全員ピンチです。 つまりアカン。


どうみても負のオーラをまき散らしながら、マスクをしているとはいえゴホゴホ言いながら
仕事をしています。この調子だと朝倉が「わたし体調がわるくなった」と言いかねません。
途中で無理やり病院に連れていき治療とあいなりました。


あーあ。