□月 ●日  No2558 ヒューズ


社内で風邪が順調に流行っています。季節の変わり目ですから仕方ないですね。


幻想世界で厄介なことって何かって話になるのですけど。
やっぱり電気の質って話が出るのです。
まず幻想郷にブレーカーがありません。代わりにヒューズで代用しています。
定格を超えるとヒューズが飛んで電気が切れるわけですね。
ところがヒューズですからブレーカーと違って切れたら交換するしかないんです。
ここで幻想郷の商売が生まれるのです。


幻想郷ではこうした不便なところがそこかしこにありますが
ちょっと考えるとわかるのですが効率化で人の生活は便利になるのですが
同時に人手はどんどんいらなくなります。
これを良いと思うかどうかって難しいと思うのです。
少なくても幻想入りしていることである程度職が保障されるのは確かなのです。


もっとも幻想郷にいつかはテクノロジの類が入ってきますから
その都度商売のタネが変わっていきます、ただ、違いはその辺を
それなりにコントロールできるってことです。


難儀な話ですが幻想郷でもこうした問題による雇用が社会問題となるのです。
ちなみに一番の不人気職は


妖怪退治です。
ダメだこりゃ。