幻想郷で大きな地震が来たらどうなるかって話はよく出ます。
実際幻想郷でもっとも耐震性能が高いところが自称現人神の家ではないかとはよく言われるところです。
豪雪地帯の場合はある程度強く作ってあるとはいえ、それは概ね柱に依存した構造になっております。
市街地は万年資材不足なのでそこまで強い家は作れないのが実情です。
大きな地震がきたら確実に倒壊するのは避けられません。
博麗神社はどうだったのかといえばあれは完全に屋根がおもすぎでした。
屋根が重ければ重心が上に上がって揺れが増幅されるって話です。
なので小屋組がのこって柱がボッキリ折れるという事態になりました。
天人の力で仮復旧した神社でしたが、あれは補修的意味合いが強く、同じような揺れが起こったら
速攻崩れる、さすがの博麗の巫女もヤバかったというのがあの件の真相だと聞かされています。
そりゃスキマ妖怪が激怒するわけです。
顕界と大きな違いとしてはどうしても大きな地震がくると火をすぐ消せないところであります。
顕界の場合は再通電が火災の原因になることが多いのですが、幻想郷の場合は
特にこの時期ですと暖房のための火で速攻火事になります。
まあ、火事になったら破壊消火しかのこってないと思いますけどね。
ただ、デストロイヤーによる災害のほうがおおい幻想郷に起きましては
仮に災害になっても復旧速度は相当早いことがしられてます。
なんともはやというしかありませんがそんなものです。