□月 ●日  No2835 ただし偽物の場合もある


 幻想郷だけではなく顕界にもかなりの危険な場所がある。
 よく何かをもらってくるって話があるが、一番厄介なのは多人数で居るときなんだそうです。
 多人数でいますと伝播するといいますか、それを狙っている連中っていうのが
 結構いるのですね。


 もちろんそういう相手を狙っているクソ妖怪もいるのだそうで
 常に化かし合いなんだそうですよ。
 で、多くなったのが後天的な効果。安全が確認されるまではなにもしないで
 確認し次第で騒ぎを起こすというわけです。
 これなら安心だ。


 もっとも最近ではそういうのも看破した上で、症状が出るのをわざわざ待ってから
 どつきあいを狙うやつもおったりしまして。
 とてもアレな話なんですね。


 危険な場所では地権者が色々あきらめている場合も多いですが
 妖怪退治を顕界でやっている奴らとかはたまに依頼も舞い込むそうです。
 その場合は危険手当必須のヤバイ場所であることが殆どとか。
 

 退治屋としては危険と分かっているところは近づかないでくれと
 指導しているのだそうです。