幻想郷にとって色々厄介なのは、地域的バッファがないことである。
地域的バッファとは、たとえば国土が広いと食料が余る場所と足りない場所が
生まれても平均化ができるがそれがないと、どちらかに傾いてしまう。
前者は酷いデフレとなり、後者は人が飢える。
顕界であっても島国でさえこの問題は解決しがたく
物価統制で一生が終わった為政者は数知れずである。
結局、どうにもこうにもならない部分は貿易でカバーしないといけない。
で、今回の問題だが今年の気象状態があまりに荒ぶっているので
食料価格が高騰しそうな予感である。
問題は我々の側も食糧価格が上る見込みだということだ。
こうなると泣きっ面に蜂である。
だがな、相変わらず金遣いが荒い連中はいつも同じなのだ。
霊能局に話を聞くとだいたい予算が余って、余剰分は
無理やり何かを詰めているというのが納得いかない。
こっちは金食い虫ばかり掴まされている気がする。
で、金食い虫といえば自称現人神と思われるかもしれませんが
もっとすごいのは三馬鹿です。
でも最近、三馬鹿に顕界の食い物を食わせれば満足することが判明しており
今後エンゲル係数を劇的に減らせるのではと期待されております。
いや、早くやれ。