幻想世界の問題として夜の食べ物をどうするかって話がある。
夜の場合多くの店が閉まってしまう。妖怪がやっているお店もあるが
実質、出店同然なので価格は出店価格になってしまう。
なのでうちの社員は携行食を持つとかしないとならない。
面倒な場合は夜間もやっている社食を使うのが一番だろう。
弁当として持つためにトレイが用意されており
B定食などをつめて持っていく社員も多数いる。
では一般の人はどうなのかって話なのだが、大体は
寝ている人ばかりなので問題はない。
妖怪たちは別ルートで食い物にありつくケースがおおく
それでも問題はないことが多い。
といっても最近では妖怪と人間世界の溶け合い方が酷く
実際には昼間活動して人間の食い物を普通に食べたほうが
はるかにコストパフォーマンスがよいというのが実情らしい。
それがひどくなると顕界になる。
ともあれ、われわれのような仕事の場合は、一応
携行食と非常食は常に持ち歩くのが基本でありまして
お安くやるように皆工夫しているのである。