□月 ●日  No2965 飛ばないほうが楽


 幻想郷で空を飛べると言っても、顕界で同じように空をとぶといろいろ不便だというのが
 自称現人神のお話。

 
 まずズボンを履かないといけない。できるだけタイトなやつがいいらしい。
 これは初期飛行状態では、変に空力の邪魔になるやつを履くとバランスを崩すためだ。

 
 空をとぶ訓練というのはかなり大変でありまして一歩間違えれば事故死なので
 そりゃもう必死になります。
 まずはスカイダイビングから初めて背中にパラシュートを付けて飛行するんだそうですよ。
 で、高度が変わらないようになったら今度は地上から空を飛ぶ訓練に変わるんだとか。

 
 普通逆じゃねえのって話なんですけど、パラシュートで降下したほうが却って
 安全という回答を頂きました。
 高度を上げていく中で、怖いのはだいたい3メートルくらいの高さだそうですよ。
 落ちたら怪我不可避だから、パラシュートでやるってことなんですよね。


 傍から見たら普通のパラシュート遊びですからまあ当然ですね。

 
 ところで特殊部隊とかはそうやって空を飛ばないのかってよく聞かれますが
 大体の場合、怪我のリスクなどを考えると空をとぶのは正気の沙汰じゃないんですよ。
 着陸先が水でも沈むリスクがありますし。


 それだけでも空を飛ぶって特殊訓練なんですよはい。