幻想郷の地盤は基本的に固く掘削は困難だが
地下に何かを作るには最適である。
ゆえに地獄やら工場やらを内部建設し隠匿することが可能だ。
工場といっても大半は妖怪変化の一部か顕界にいるエンジニアが
仕事をしている。彼らは幻想世界で仕事をしているとは
認識していない。コンビニもあるし、ちょっと移動すれば外に出られ
意識することはほとんどない。
工場で作るのはちょっとした工業製品や食料品であり
外貨を稼いだり、いくつかの必需品を作っている。
材料は顕界から普通に届けられており、いくつかは
パイプラインで接続されているし、管理方法も
顕界のルールが適用。
用途地域に至るまで顕界のルールになっている。
ジオフロント内部でありながら、なぜか太陽の光が差し込み
なぜかGPSも携帯電話も利用可能である。
その意味でこの場所は限りなく結界が薄い場所というか
おそらく本当の意味では結界が濃い場所である。
何かしらの実験をするのには最適といえるだろう。