普通の戦車は数人操作しないと操作できませんが
八雲商事の戦車は一人で操作ができます。
弾丸はスペルカードから用意され、
周囲の確認は魔術や式神を駆使した視点となっており
顕界の戦車とは似ても似つかない代物となっています。
なので、戦車がしゃべりますし、
基本的に喋りながらどのように対処するか
考える必要があるわけです。
どこかで見た未来戦車のような代物ですね。
そもそも論として、幻想郷では極端に道が悪く
無限軌道が必要だったというのが基本的な理由となります。
そのため、速度は出ますが装甲はぺらぺらという代物が多かったです。
状況が変わったのが、月面戦争の時です。
ウサギたちと戦うということで
奴らが対戦車ライフルを使用する前提で
重武装化と魔術化などを推し進めた結果
顕界とほとんど同程度の装甲へと進化しました。
これは顕界の対戦車歩兵兵器対策も含まれています。
それでも動きが戦車じゃないというしかありません。
月面では戦車の存在が消えています。
随伴歩兵の火力が上がりすぎて
戦車の有効性が減ってしまっています。
壁のもなりやしない戦車は使い物にならないのですね。
というわけで月面での事情もおいおい書いていきます。