■月 ●日 No5596
みんなこんばんは子供向け番組のぬいぐるみの中身やったことのあるまな板やで。
あれは潜入捜査やったが、考えてみると早苗ちゃんの件も含めて潜入捜査多いな。
普通は女子高生の振りして活動しているんだけど、留年しているのって聞かれた
ことあってな。「お前は知りすぎた」ってすごんでみたわ。厨二チックでええやろ。
霊能局のお仕事ってだいたいはお役所仕事なんや。やってることは害獣駆除の
範疇で行われるんや。妖怪たちは法的に害獣扱いにされてしまうんや。
人間の姿をしてればとりあえずいけるんだけどほとんどの妖怪は人間の姿を
してないから法的に害獣駆除扱いになるんや。
これ、うまい仕組みになっててな。そうじゃない生き物は動物愛護法の範疇になる
ってことなんや。動物愛護法の範疇だから妖怪だからっていって虐めたりしたら
捕まるのは人間の方や。
例を挙げるとな。妖怪が人間から攻撃されていたら、相手が人間の姿をしていたら
シンプルに傷害罪適用や。相手が人間じゃなくても意思疎通がきちんとできて
人間の姿をしていたらとりあえず人間扱いや。そうしなきゃ警察官も
やってられんな。
相手が獣だったら普通に動物愛護法や器物損壊などでしょっ引かれるんや。
結局捕まるって点では同じなんや。妖怪も現行法でいくらでも保護できるって
わけなんやな。
妖怪向けの雇用もやってるで。基本的に賢い妖怪が多いから、そのまま仕事できる
ことも多いんや。普通に職業訓練校に通わせて資格とらせることも多いんやで。
法律見ればわかるとおもうんだけどな、相手が人間であるかなんてことは言及されてないんや。
これが法律の抜け穴ってやつなんやで。