2007-06-21から1日間の記事一覧

◎月 ◎日 No 085 それは誤解だ

三月精なる妖精がいるらしい。人間たちにいたずらをするのが趣味と言う存在自体が公害そのものといえる生き物である。 何度と無く博麗の巫女様にボコにされているようなので、これは性分なのだろう。 私はどうなのか、ぶっちゃけ彼女たちは無視できる。 第一…

☆月 □日 No 084 逃げちゃ駄目だ

史上最悪の仕事である。 久しぶりに会社をやめたいとおもった。 隙間妖怪から強力な消臭剤と掃除用品が注文された。さらに面子として私と冴月が指名された。 何故か冴月には完全武装が指示された。 明らかにやばい仕事である。 納品場所は廃屋だった。 中に…

番外編 No 083

本社は休日のこの日 休日出勤するとボスがヒアになっていた。 とろんとした目、ヒアヒアとしゃべるだけの言動。私は、すぐに救急車を呼ぼうとしたが手を止めた。 もしボスの身に何かが起こった場合の影響力を鑑みたとき、まずは隠蔽することが重要ではないか…

■月 ○日 No 082 人柱

大結界を維持するためには人柱が必要である。 誰もが望んで人柱になる人はいない。昔は隙間妖怪が人をさらっては人柱にしていたらしいが 戸籍制度が発達した現代においてそれはあまりに効率が悪いし、リスクがある。 しかし幻想郷の維持のためには定期的に神…

▽月 ○日 No 081 魔界にも納品にいきますよ

同僚が風邪をこじらせたため、急遽魔界とやらに商品配達となった。 冥界に行った位なので度胸は付いていたが、着いてみれば、結構牧歌的でのほほんとしたところでびっくりした。 どこもかしこも地獄のような状況というわけではなく、ある程度専用の場所を設…