□月 ●日  No1664 たまには気張らし


八雲商事で近代戦訓練とかいう名前のサバイバルゲームに興じる連中がいるというので
誘われたこともあり参加してみたが、妖怪と人間の共同戦線がとても新鮮で楽しめる。


基本的に妖怪も人間も運用は同じであり、その身のこなしの基本もあまり変わらない。
これは以前にも取り上げたことだが、空を不用意に飛ぶとショットガンやグレネードなどの餌食になるからだ。
妖怪は空を飛ぶときでも木と空の間を迷彩服を使って最小限の移動となる。
下手に動くと陰の動きで居場所を容易に察知されるので歩兵と同じ動きになるのだとか。


もちろん地雷対策で基本的に超低空で飛行するのが基本らしい。地面につくかつかないかという
高度で普通に歩いている。
こいつらが空を飛ぶのはヘリををあしらう時である。ヘリと同じ高さで移動できるというのは
大きなアドバンテージであるが、戦い方は戦車相手とあまり変わらないらしい。
それよりは歩兵用ミサイルを使った方が楽だともいう。


空を飛べる妖怪たちは匍匐状態で高速移動ができる。
端から見るとめちゃくちゃシュールである。
まるでホバークラフトだ。
上から狙われると思いっきり攻撃が当たりやすくなるのはご愛敬である。


というわけで私は何をしていたかというと銃口管理の仕方とか身のこなし方を覚えたのだが
銃口管理とは要するに、他人に銃口を向けないってやつである。
当たり前ともいう。 またセミオートマでの打ち方。 初心者用の銃はオートマチックに
かからないようにピンでロックされていた。
オートマでは連続で弾が出過ぎて関係ないところに当たる可能性が高いからだ。


同様の理由で近代戦ではスペルカードも御法度である。
あれこそ誤爆の温床にしかならない。 自分が一人になったときに緊急回避的に利用するとか
段幕拡散率を極端に減らし、防御手段として利用するらしい。


それにしても、初めてとはいえ当たった回数は数十とはいえこっちも4killくらいできたので
きっとなれればおもしろいのだと思う。
何かの参考になるかもしれないからまた参加したい。