□月 ●日  No2031 いつものアレ


いつものように決算なのでバタバタしております。
委託在庫がおいてある香霖堂を除いては概ね順調でありまして
特に一番難航しそうな3馬鹿が想像以上に協力を得ることができまして
余裕を持った分楽になっているという状況であります。


決算については2ヶ月前に3人に説明していますが
彼女達は政治屋でありまして、すぐに決算業務の重要性を把握してくれました。
もっとも彼女がいた時代でも似たような決算業務はあったそうです。
どんぶり勘定ではあるのですが税金の計算はやっぱりしないといけないらしいです。


彼女たちが驚いていたのはやっぱり算盤です。
コンピュータを見せても良かったのですが、前段階として
算盤を使えた方が幻想郷では有効だったので教えたのですが
本人達は驚きと共にとても喜んでおりました。
想像以上に使いこなしていまして、資産の勘定をさせたところ
ほぼ完璧な計算がなされていて驚いた次第です。


中には損失しか生まない妖怪もおります。
たとえばゾンビ製造元なんかはどうしてもコスト高です。
それでも最近は、代用品の利用が進んで維持費は特に下がっているとのこと。
実際昔の仙術で遣っていた代用品を本来の品に置き換えたが
現代では逆にコストが下がっているという現象が起こっているわけです。


というわけで今年も香霖堂が一番遅いということになりそうです。
北白河が凄い顔をしているので進捗は見ての通りです。
いやはや南無南無。