□月 ●日  No2041 幻想新商法


ここ最近、ネットワーク上に仮想のお墓を作るサービスがあるという話だが
幻想の世界でも仮想化というのが一種のキーワードになっておりなかなか侮れない。
見えるものが仮想の世界になることは一見すると、現実的な世界でありながら
色々な物が幻想の世界へと化けるのである。


ネットワークでお墓を作ることについて、閻魔様に話を聞いてみたらアリだと言われた。
しかし、落とし穴もあるのだという。 ファイアーウォールが無いケースがあるというのだ。
つまりネットワークの中というのはそれはそれで幻想の世界と言うことができるという。
かつてのネットワークはあまりに数が少なくお粗末な存在であったが、ここまで多重化が
行われるとそうも言っていられなくなるようだ。


幻想郷の情報がインターネットで拡散しているという話もある。
その莫大なエネルギーが幻想郷運営にかなり影響を与えているという話もあるのだ。
コストが殆ど掛かっていないため濡れ手に粟の状態だという。


妖怪の中では、ネットの世界に新天地を見出し、より現代的な姿で人気を博すなんて
こともあるという。驚くことに、かつては出会っただけで人を恐慌状態に陥れる
ような強大な存在が、所謂萌えの姿になって大きなお友達を根こそぎ落としているというのだから
世の中って恐ろしいと思う次第である。


さて、お墓の話だが楽に参拝できるというメリットがある反面、事実上無縁塚に
墓をおったてるのと同じ意味となるので、たまに外部流入する事故案件に
注意しないとならないらしい。 
事故物件とはなにかって、たまに流出するわけですよ 色々と危ない物がね。
処理の手間もあるので、ほどほどに気をつけましょう。