□月 ●日  No2077 天狗達の憂鬱


毎度毎度糞新聞やら糞記事を量産する天狗達。
ぶっちゃけ連中の道楽のために運ぶ紙の量も勘案して欲しいと思うのだが
たまに馬鹿に出来ない情報もあったりするので色々と頭が痛い話でもある。


八雲商事には情報部っていうのがあって、天狗達の新聞記事を切り抜いて
分析する輩がいる。天狗達の情報は何だかんだ言って一応取材で成り立っているので
そこに隠れる別の情報を調べることが情報部の仕事である。
良く情報部というと、敵中潜入をするイメージがあるが、概ねこの手の仕事は
とても地味である。


情報というものは互いに相関するものだ。一つの事象を追ってもそれには
限界がある。重要なことは、案外関係のないニュースから現れるものだという。
意外と思うかも知れないが、これはネット転載天狗から出た言葉である。
あそこの新聞は速報性は欠けるが、比較的分析レベルが高いと評判となっている。
口コミかもしれないが 大師様とか、三馬鹿など比較的?思考レベルが高めな
人物に人気のようだ。


天狗達も古い情報を何故有り難がるか理解できていないようだが、古い情報でも
ある程度、正しい分析が加えられていれば、それなりに価値がでるのである。
丁度、ビジネス系の週刊誌とかに近いと思っていただけると良い。
一週遅れの情報故に、それ相応の読み物となっているわけだ。


とはいえ、天狗達がひとたび本気になれば下手な諜報機関もびっくりの
情報部と化すのは有名な話である。冷戦下では天狗達が入手した情報を
皆で奪い合うという場面も発生していたらしい。
それ以降、天狗達もあまり表だって情報を出さなくなったし、ガセネタも
ある程度許容するようになったということだ。


まあ、そんなわけで天狗達が糞記事を量産するのもある程度仕方ない部分なのである。
一応 下ネタ禁止とか記事コードがあるしね。