妖怪が顕界で生活するためには必ず警察かヤクザと仲良くなる必要があります。
ぶっちゃけ 警察というのは霊能局でありましてヤクザはたぶん八雲商事のことを言います。
そんなもんです。
警察と仲良くなった妖怪というのはマジで始末悪いです。
知り合いのごみ集積をやっている妖怪がいるのですが、彼には副業がありまして
交通事故でバラバラになった人間入りの自動車とかを運ぶわけです。
当然誰もやりたがりませんし、この手の業者なんて大してありませんから
稼ぎも相当いいみたいです。 また妖怪たちにとっても自分の存在を
守るための仕組みとして活用されているとのことです。
その点ですとヤクザの方々というのはルールさえ守れば妖怪にとって
付き合いやすい存在と言えます。それだけ警察が酷いとも言います。
たとえば今日なんか八雲商事で小兎姫とか一輪嬢とか入り浸って
お茶飲んで雑談して、挙句社食をボスにおごらせた挙句
昼寝した後帰ったなんてことがありました。
某警察官の漫画も真っ青ですが、あの辺も概ね現実に即しております。
大体の場合櫻崎さんがやってきてひとしきり暴れたあと回収していく
ケースが多いです。彼女はまじめすぎるので後々大変だと思います。
その点で組織のはみ出し者と言えます。
借金取りの天狗とか糞狸が警察とエンカウントしますと
驚くほど腰が低くなります。マジです。
命蓮寺でも顕界ルールの上下関係になってます。
全部は言わない約束です。
それにしても警察と仲良くなると確かに変な虫がつかなくなって
とてもいいらしいです。メリーとレンコが変な虫が寄り付かなくなったと
言っておりました。個人的には岡崎たちと同様に共依存関係に陥らないことを
祈るばかりです。 かしこ。