□月 ●日  No2137 つかいものになりません


灼熱妖怪こと霊烏路空の冷却問題で色々協議。
高温を発するのはいいのだが一定温度をキープしないと色々問題が起こる。
気を付けないといけないのは服の処理でこちらは専用の防火装備になっている。一見すると白い服装に見えるが
実のところ金属を用いており地味にキラキラ輝く代物だ。


このテクノロジはメトセラ娘にも採用されているものだが、アスベストをガンガン使用するいろいろな意味で
問題ありありなメトセラ娘の服装と違い、そんなことをしたら肺を痛めるということでアスベストを使えないのが
さらにハードルを高くしている。
そこでどうするのかというと、一定時間ごとの強制冷却を行わせるのだ。
要は水浴びである。
面倒なので水をかけている。どうせ服脱ぐまでの時間が惜しいのでそれで十分である。
なおこの発言で違う意味で期待した奴はうちの社員と発想がそう変わらないので
反省するように。


旧地獄には地底湖があり、それなりに冷たいので、これを利用して冷却活動を行っている。
副産物は温泉ということになるが、実のところ温泉というよりは温めただけの地下水であり
特殊な効能などはあまり期待してはいけない。


さて、彼女の力で発電するという話だが色々な意味でとん挫している。
理由は簡単 不安定でしばしば電圧不足に陥るからだ。
お蔭であちこちで停電続きだというので魔界から給電してもらっている間抜けなことになっている。


そんなわけで自称現人神の電力会社もピンチなわけで。
もうどうするよって具合である。まずは配電会社の人でも呼ぼうかという話になっている。