□月 ●日  No2153 サバイバルゲーム


最近、河童どもが山で大暴れしていて本当に大迷惑である。
そもそも河童どもは両生類とかと違って、いわゆる哺乳類型爬虫類の類と言ったほうが近い代物だ。
乾燥に強い両生類といった感じであって皆が思うほど水に依存していない。
むしろ彼女たちは数十日は水を飲まなくても平気という話もあってなかなか侮れない。
乾燥に対する対応はほぼ完ぺきと言えるわけで、意外と順応性も高いと言える。


今回問題となっているのは河童の中でもいわゆる仕事をしない探さない見つけないというニート河童である。
そもそも仕事をして手に職付けている奴は住処を離れていない。
うちの情報と衛星を見て、異変が起こるとしても起こる場所を察知できるからである。


しかもうちらのインフラを持ったのかどうか知らないが変なサバイバルゲームの知識を仕入れているときている。
あっちこっちで爆音を鳴り響かせ大迷惑にもほどがある。さすがは糞河童どもである。
動物たちも一緒になって索敵行為とかいろいろやっていて頭が痛い。
あいつらはちゃっかりゲームに参加して、餌とかをもらっているのであとで仙人にチクる予定。


中には攻撃手段を身に着けている狸ども現れているらしい。
たいした攻撃ではなかったので無視することにする。
死なない弾幕弾幕ではないと思う。


それにしても、迷彩服まで用意している河童たちのサバイバルゲームだが
ルールが細かく指定されているものの、いかんせんマナーが悪い。
BB弾が落ちないものの、弾幕戦にならないか心配である。


そんなわけで河童たちの退治計画が地味に上がっているので乗っかることになるらしい。
はてはてどうなるどうなることやら。