□月 ●日  No2292 いつものアレ


朝倉のペンネームでネット検索をかけたところ出てきたのがジャンルイナゴという言葉でひっくり返った
今日この頃でありますが皆さんこんにちは。
今年も混む物怪の季節でありまして、社内にある製本機能付きコピー機が唸りを上げる日でもあります。
つうか誰が見ても業務上横領の気がしますがなぜかボスも咎めません。


朝倉はいつも版権物を題材に本を出すそうですが、私が見る限りとてもじゃないけど
そのキャラに見えないほど絵が下手です。もっとも解読手段がある妖怪たちが読むときちんとした
意味に見えるそうなのでよくわかりません。


製本機では製本が間に合わないというので会議室を借りて本を作るのを手伝わされることになりました。
極道入稿ってわけでもないのですが、きちんとした理由があります。
会社の専用印刷機でないと妖怪たちだけが読める書類にならないからだそうです。
ちなみに専用の眼鏡で見ますと、確かに幻想郷の最近の情勢が載っています。
解読屋が起こした迷惑事件もしっかり載っていますからかなりスピードが速いです。


朝倉にジャンルイナゴと呼ばれているって話をしたんですね。怒ると思ったらわざとだと言われました。
木を隠すのは森であるというのが彼女の言い分だそうです。
もともと妖怪は女性の姿をしていることが多いため、女性の姿を隠すためには
女性向けのイベントの中で隠すのが効率が良いと言う判断だそうです。


朝倉の本のつくり方を極道入稿というそうですが、まあ、話を聞くと最新情報を入れる為という
話もあるのでなかなかきつくは言えない今日この頃です。