□月 ●日  No2327 責任問題

今からすごく頭の悪い話を書く。悲しいがこれが現実ではあるのだがそれにしても頭が悪すぎる。
どうしようもなく頭が悪すぎる。


それは10年前のことであった。
洩矢諏訪子八坂神奈子は伸びない信仰に頭を悩ませていた。
信仰が伸びない理由を考えると色々なことが思い浮かぶわけだが
本来一定ラインまで伸びた信仰にも伸び悩みというものはある。
それはちょうどねずみ講のようなものであり、人口が増えなければ一定水準より大きな
信仰を得るのは困難なのだ。


さらに彼女たちを悩ませているのは、処女性をアピールしたアイドルたちの存在だ。
実際はそうではな(自主規制)とはいえ最近のの流れとはいえこの処女性という
流れに二人の壁ドンはヒートアップしたのである。
それは幼少の東風谷早苗が未来に生きることになった理由の一つともいえるだろう。


これまで処女性のアピールはむしろ信仰を減らす要因にはなれど増える要因にはならなかった。
これはパラダイムシフトであると判断した二人であったが、このままではじり貧である。
大体洩矢諏訪子の子孫が東風谷早苗なのだからそりゃ処女性もあったものではない。


なおこの間にうちの社員がお色気路線でいかがでしょうかと尋ねたところ
ドロップキック後の逆エビぞり固めによりマットに沈んだという。
周囲からはなんというご褒美と言われたものだ。社員は全治一週間の怪我だったが
なぜかガッツポーズをしていたという。


あまり言いたくないのだが彼女たちが幻想郷に旅立つ理由の一つが
自分のことを売り込むのに処女性が使えないことだというのである。
いや、それは熱病で一過性ですからといったもののその後の洩矢の迷走ぶりは
留まるところを知らずというか常に迷走していたような気がするが、
結果的に彼女たちの幻想郷ゆきへと導いたと思うと色々な意味で
目頭が熱いと言わざるを得ないのである。