□月 ●日  No2343 久々に輸送業務の話をしようか


博麗の巫女が毎度ぐうたらで困る毎日ですがこんにちは。それで気づいたのですが
彼女が変に活動していない方が平和なんですね。


今日は霊能局から聊かヤバめの荷物の輸送依頼がありまして
そいつを運び出すための処理一式となっております。
宮内省に保管されていた命蓮寺のご本尊を移動するのだそうです。幻想郷に。
本来、幻想郷にもっていくことは色々な意味で問題と言える状態ではあるのですが
聖白蓮が観測可能な事象になった以上、幻想郷にもっていくのが妥当だと判断された
という次第です。


それでいざ移転作業となったわけですが、ここで問題が発生。
よくよく考えてみたら守矢神社の移転に乗っかった方がコストが
少なくて済んだのに、それをやらなかったものだから一度コンテナに積むしかないという
困った事態に。
なので発注してからまずコンテナを手配してなんてことになっており面倒なことに。
役所だから予算は潤沢にと言いたいところだが、実際にはそこまであっちも台所事情は
よろしくないみたいで、結構叩かれました。
こういうことは結構あります。


ご本尊をクレーンで列車に積みましてほとんど専用車両で
移動開始。 特に問題なく輸送できたのは幸運だった。
外はあいにくの天気だったがそれがプラスに作用したといったところか。
雪のさなかに襲ってくる妖怪は相当限られているからだ。


そんなわけで、幾多の困難はあったもののご本尊は無事命蓮寺に届いた模様。
大きさはたいしたことはないけど、最後はそりで運ぶという面倒なことになってましたとさ。
ああ、しんど。