□月 ●日  No2347 なんで妖怪のえさになる人は外来人ばかりなの?


外来人が幻想郷に来るにあたって多くの場合の人間が途中で妖怪に食べられているという
話を聞くかと思いますが、これにはいくつかの理由があるって話。
時には無理やり退場願っているケースもあるわけであります。


幻想郷というのはやはり隔離空間ですから実は生産能力のバッファがありません。
無いわけではないのですがそれでも顕界に比べれば不十分であり
災害が立て続けに発生すれば容易に社会不安に陥ります。


それで外来人の話になるのですが、われわれでも自称現人神でも
計画通りに幻想郷に行く人はきちんとやるべきことはやってます。
すなわち精密検査です。
なんでこんなことがと思うかもしれませんが、顕界と幻想郷では
若干ですが蔓延している病気が違うのです。


よく新型インフルエンザって言葉がありますが、あんなのが幻想郷にでもやってきたら
村一個が消滅なんて普通に起こりうるのです。
従いまして、事故で幻想郷にきてしまった人は何かの方法で
退場願うしかないのが普通なのです。
それがだめなら数か月はどこかに置いてからってことになります。


そうなるころにはだいたいの人は餓死するとか、いろいろな理由で死を選んでますので
妖怪たちは結果的に外の世界の人間の死肉を食うと言うパターンになるわけであります。
なんだかなあとおもいますけどね。