□月 ●日  No2393 予算会議


河童ほど色々な種族色々な個体が混ざっている連中もいない。
当人すらその大量の謂れに迷惑することもある。
一方では商売に利用されたりもするが、水子とかととも混同されるとかで迷惑だとか、
単にどスケベな一派が混じっているとか色々いるのだとか。


そんなわけで、今年も河童たちの会合が始まりました。
八雲商事との折衝で予算を決めるためであります。
発明マニアの河童たちはこの予算会議に命を賭けてます。
本気でヤバいので、スペルカードは全員取り上げというありさまです。
それでも河童たちは力が強いのでさらに始末が悪いです。


そんなわけで予算会議に紛れたのですが、やっぱり
紛糾していました。そりゃ自分の作っているものの
予算や要度が決まるわけですから必死です。一銭でも引き上げようとします。
スペカ戦をやりたい人は受付簿にサインをしているって感じです。


なるほどスペルカードはこうやって使うのですね。


一見すると収拾つかないように見えるルールですが驚くほど上手くいきます。
しかもうちの職員が負けるってことはあまりないと聞いて驚きます。
何故かといいますと、能力のある河童はそれなりに予算も配分されているからなのです。
結構よくできてますよね。 とほほですが。


半日でけりがつくといえばわかるでしょうねえ。 とほほ。