□月 ●日  No2434 市街戦


八雲商事というのは幻想郷に不足するであろう様々な物資をシステム的に供給する企業であり、仕組みであります。
当然幻想郷で異変が発生しますと、対処しないといけなかったり特別予算を組んで対応したりもするわけです。
たとえば、宴会とかで妖怪たちが色々な食材を持ってくることができるのもこちらのせいです。
妖怪たちは宴会をしている限りは基本的に平和なので、この手のことに予算を割く方が安全だったりするのです。


ところがここ最近ですが、市街地で戦闘をするバカが増えていましてそのたび周辺に被害が増えまくると言う
頭が痛い場面を目撃しているのですね。
一応ですが、破壊されたものの弁済ってうちの方でやっているんですけど、周辺住民も散々喧嘩を煽っておきながら
いざ自分の家が破壊されると新しいものに交換してくれと言うんですよ。
って言うかですね。こいつらそれが目的だろ。


クソと言えば例の神社ですけど便乗ビジネスおっぱじめていて多分ここが勝ち組になるんじゃないかと思うわけですよ。
命蓮寺にしたって、最終的には仮設住宅つくるとかやっていてしっかりアフターフォローするとか言ってますけどね。
最近増えているストリートファイトは本当辟易するんですよ。旧地獄の時も酷かったけど。
旧地獄は結構やくざ者が多い反面義理人情に厚くて復興作業がとてもスムーズに進んでました。
困ったときはお互い様という思想が色濃く反映していましてどこが地獄なんだと思うくらいです。


そう考えますと本当今回の異変って大迷惑です。うちの事務処理が加速度的に増えているのでいい加減なんとか
してほしいと思います。本当にそう。