□月 ●日  No2470 どこかで見た光景

幻想郷にいると足のぬかるみがきつくてたまらない。
この時期一番大変なのが足元のケア。本当に泥だらけになって困る。
妖怪たちは足元汚したくない関係で、少し浮いているというありさまなので
足元を見れば人間やめているかどうかが容易に判別できると言うなんとも言えない状況であります。


幻想郷に居ますと、もう一つ避けられないのが雨漏りであります。
阿礼乙女の家であっても横風が凄ければ多少は漏れると言われます。
防水紙の類があまり発達していないためでありますが、実際にその場にいますと
結構酷い感じです。


紅魔館でも屋上の防水処理が定期的に行われておりまして、今その辺の工事が
急ピッチで行われている状況です。屋根のメンテナンスはだいたい10年おきに
行わないといけないそうで、妖精メイドが資材を運んで処理をしているという
感じとなっております。予算があるのでローハイミックスが効くようで
結構新しい資材を使っているなという塩梅。


石綿が絡んでいるという噂を聞いていますが、相手は妖怪だから別に
問題ないだろうとも言えなくはないです。


このように幻想郷の梅雨で喜んでいるのはいいところ河童とか一部の水棲妖怪くらいな
ものでありまして、過ごしやすいけど、空は飛べないしでフラストレーションがたまる
時期だったりするのです。


なんでこんな話をしたんだって、街中でドンパチやった被害家屋が
このままでは水が漏れるって言うんで騒いでいるんですよ。
納期短縮の積み増し金請求してやろうかしら。