博麗の巫女たちは異変を起こしている数々の妖怪とやりあっておりますが
こっちとしては狂暴になった別の妖怪たちの処理に大変苦労しています。
協力者たる妖怪が出現するまで、我々は例の宗教家騒ぎが原因だったのではないかと
考えていたほどです。
実際のところは、恐らく密接に関係していると思われます。
事件発生と、事象発生がほぼ同時期になっており、より動きやすい人間型の妖怪が
役立たずになってしまったのは此方としては想定外だったと言うしかありません。
というか、命蓮寺の連中で使える連中全員出撃させたのは壮絶にアホとしか
言いようがありません。本来なら一輪嬢あたりが異変解決には有効だったにも
関わらず、接触しようとしたら既に人事不省だったという
どうしようもない頭の悪さに呆れ返るしかありません。
三馬鹿につきましても、目の前の妖怪退治で完全に忙殺されることになりました。
やはり約一名が人事不省であり、こちらもどうしようもありません。
河童たちが狂暴になったと言う報告があってもよさそうですが
こいつらは普段からあの調子なのであまり問題ではありません。
化け狸までもが前回の異変の後処理に忙殺されてしまい、戦力外になっているのが
悔やまれます。
そう、身もふたもない話なのですがメイド長が出撃しないといけなくなったのは
そういう理由なんです。まさにローハイミックス。
おっと誰か来たようだ。