オオカミ女の場合、基本的に迷いの竹林に生息しているのでありますが、
本当は迷った人間を苦しまずに葬るってのが一応の仕事であります。
そんな彼女ですが、八雲商事にはとても協力的で、しばしば新型スペルカードの
モニターをやってくれています。モニターで手に入る物資やお金を用いれば
とりあえず生活できるってのいうのも理由の一つだと思います。
なので彼女の所持するスペルカードはベータ版とはいえ、特殊なスペルカードを
実装している次第です。
新型のスペルカードを利用できるのは彼女の気質が大きく影響していると
いいます。特にスペルカードが期待通りの動作をしない場合、たいていの術者は
魔術の制御を忘れて、スペルカードの機能を崩壊させてしまう者が多いのです。
その点彼女なら変なことにはなりにくいというメリットがあります。
さて、今回博麗の巫女たちに襲い掛かったことで新しいデータがとれた
わけですが、今回襲ったのは妖怪のサガというよりは、何か謎の力場によって
彼女の気質に変化があったからと思われます。
さすがなのは、彼女のバイオリズムに変化があってもカードの実行には
影響がなかったことです。さすがですね。