幻想郷は清潔だと言ってもどこかの国基準であることは理解して欲しい今日このごろ。
幻想郷で一番警戒すべきは疫病であります。土地面積が狭い幻想郷では、本気で疫病対策をしないと
あっという間に住民全滅するのですね。
実際幻想郷が江戸時代にも実験されて速攻失敗したという話がありまして、西洋から入ってきた
新しい医学というか衛生概念がはいってきて、当時はあまり注目されなかったヤマメ女史の思想が
ここにきて注目されたわけですね。
幻想郷で最大のネックは排水です。生活排水の浄化が顕界以上に重要視されたのです。
なにしろ、地面に投げたらあっという間に地下水が汚染されて、米帝の西部開拓時代のような
悲惨な状態確定というわけですよ。
そんなわけで、幻想郷では早くから水質汚染対策は行われていたわけです。
浄化方法というと、水草を利用した浄化方法が幻想郷ではポピュラーです。
現代でも大きな湖の浄化に利用されている結構有効な手段であります。
これをプラントにしまして、水質浄化をはかるわけです。
効果はやはり絶大とのこと。
幻想郷の場合汚染や公害が起こる冗談抜きで生態系壊滅になるので
触媒に寄る公害対策が確立するまではどうしても工業を発達させるのが困難でありました。
幸いにして動力周りは魔力があるのでマシなのですが、それ以外となるとかなり
厳しいわけです。
幻想郷は隔離地域と言われますが、そこにいる住民をなんとか生かすための努力はもうちょっと注目されても
いいのではないかと思う時があります。 色々大変です。