□月 ●日  No2653 所詮ロボットされど

 
ヴィヴィットが開発された時、これがメイドロボの決定版だと騒がれたものですが
 結局のところメイドロボとしてはどうしようもないという悲しい現実が待っていたって話。
 

 この世の中ロボットであふれている現実をもうちょっと意識したほうがいいと思うんですよ。
 たとえば炊飯器だって、かまど仕事を自動で行うロボットなわけです。
 掃除機もそうですね、パソコンもそうです。
 

 結局ヴィヴィットに求められたのは、メイドという機能性よりも謂れだったってオチは
 すでに何度も説明したわけですが、メイドとしてはとてもじゃないけどかなり厳しいです。
 可愛い女の子にお世話されたいという気持ちはわかりますが、高度な機能を搭載すればするほど
 どうみたって歪むのです。普通の人間のほうがマシってなるのです。
 結局単機能の専用器具に敵わないんですわ。
 

 ちょうどパソコンがソフトがなければただの箱というのと同じです。
 何をやるにもアプリケーションがついて回ると。
 これがもうちょっとアプリケーションのエコシステムが構築されれば違うのでしょうが
 期待するほどの効果ってほんとうの意味では上がってないんです。
 本当。


 人工知能で騒ぐのもいいんですけど、まあ、現実は相当厳しいので
 あまり期待するのはよろしくないんじゃないでしょうかと思う次第であります。