□月 ●日  No2657 逆さ城の大掃除


 逆さ城で大掃除があったらしい。どうみたって掃除がしにくいと思ったら、
 きちんと、逆さ城に合わせた改装がなされていて笑える。

 
 特に、格子天井がみんな普通の床になってきちんと補強されていたりする。
 天井がもともと吊っているだけで、踏んだら確実に踏み抜くのが見えていただけに
 下の床組から補強されているのは流石としか言い様がない。
 奇跡的なバランスで作られている床組は奇跡としか言い様がないわけだが
 逆さ城はやっぱり色々無理があるんだなと思った次第。


 敷居の場所もきちんと直されているのだが、天袋の装飾を無理やり移植した
 形跡があって色々痛々しいと思う。しかも装飾の幾つかが割れているのを
 見て多分最初期はぶつけたんだろうなあと思われる。


 そんなわけで逆さ城は見事な完成度になっているわけだが
 ここで城が元に戻ると色々迷惑だというのが実情のようだ。
 家を逆さにするのは色々大変だったのである。


 住んでいる人の話では、最初逆さまになった時、落ちたものが天井を突き抜けて
 大変なことになったとのことだった。
 見ていて面白いと思っている。 

 
 それでトイレはどうなったかって?
 今でこそうまく行っているが、実際にはとてもアレです。
 最初に起こった悲劇はまさにそこであったといえばわかりますよね。