八雲商事でアレな案件と言ったらやっぱりゾンビですよ。
ってなわけで大陸の某仙人からゾンビに対するレクチャーが開かれたわけであります。
なんでレクチャーが開かれるかっていうとですね、要するにあの仙人も金稼がないとダメなんですね。
これでいいのか八雲商事。
あと、某仙人がエロ要員として語られることが多いですが、意外と身持ち固いですからご注意ください。
そういうのは淫 おっと
基本的に顕界でも通用するのですが、ゾンビと言ってもほんとうの意味で死体を動かしているのはごくわずかって
話しらしいです。実際にはフレッシュな死体といいますか、脳も完全には死んでないらしいです。
脳には小脳と大脳があるんですが、基本的に小脳が生きている状態をつくるのが仙人たちが言っている
ゾンビってことになります。痛みも感じますし、それなりに生き物の反応は示すのは当たり前です。
歩きがうまくいかないのは脳の側頭葉にある運動野が欠損しているからであります。
なので通常は満足に歩行することが困難です。できなくはない程度なので
運動能力は極端に低下するという一般的ゾンビの定義は正しいってことになります。
こんなものに科学的証明をしてどうするのって話になりますが、数が増えると意外とやりづらいですから
仕方ありませんね。
大陸では処刑の際に循環器と頭を潰すといいますがこれはマジでゾンビとして再利用されないように
意味があるそうです。最初は迷信か何かだと思ったのですが、あれはあれで意味があるらしい。
その意味ではきちんと火葬して骨だけにするっていうのはかなり有効と言えます。
そっちはそっちで別の問題もありますが幾ばくかマシです。
そんなゾンビの対処方法ですが、まあ銃火器でやっつけるよりも普通の毒物とかガスとかが有効だと聞いて軽く
めまいがしました。一酸化炭素中毒で勝手に自滅したゾンビの事例を説明された時には
顕界でゾンビが現実味を帯びない理由を知った気持ちでいっぱいです。
ちなみに防御手段がないため酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜたアレもよく効くということで
要するに現実は厳しいって話でした。
まあ普及されても困りますんで、映画でネタやエキストラにするくらいにしてほしいですね。